どうもちんぱじーです!
ニュースで見かけた「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」について見ていきたいと思います!
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド基本情報
ファンド名称 | SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド |
愛称 | SBI・V・全世界株式 |
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
為替ヘッジ | なし |
手数料 | 0.1438%程度 |
設定日 | 2022年1月31日(月) |
先進国株式や新興国株式を含む、全世界へ投資できるインデックスファンドです。
銘柄数的には9000銘柄以上に投資ということで、まさに分散されているファンドになりますね。
SBI・Vシリーズと言えば、信託報酬率が非常に安いということで純資産残高が5000億円を超えてきて、勢いがあるファンドですね。
信託報酬が安いということは、長期に分散して積み立て投資をするうえでは愛用されそうなファンドです。
そんなSBI・Vシリーズが今回だした「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」は本当に手数料が安いのか、他の全世界株式インデックスファンドと比べてみます。
他の全世界株式インデックスと比較
全て為替ヘッジはなしです。
「全世界株式」と謡われている有名どころのインデックスファンドを揃えてみました。
ここで着目したいのはベンチマークの違いです。
- 「楽天全世界株式」と「SBI・V全世界株式」のベンチマークはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスなのに対して
- 「eMAXIS Slim全世界株式」のベンチマークはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスになっています
このベンチマークの違いは、
- FTSEは大型株から小型株まで網羅して、約9000銘柄の株式で構成
- MSCIは大型株から中型株まで網羅して、約3000銘柄の株式で構成
という感じで小型株を含む含まないで投資対象が大幅に違うので、今回の比較にはMSCIオールカントリーワールドインデックスであるeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は外すこととします。
では手数料の違いを見てみます。
- 「楽天・全世界株式」は0.212%程度
- 「SBI・V全世界株式」は0.1438%程度
とその差は0.0682%となります。
1000万円を投資した場合
- 10年で6.8万円
- 20年で13.6万円
- 30年で20.5万円
ほどの手数料がかかるということです。
一年でいうと7000円ほどですが、積みあがるとなかなかの値段になりますね。
やっぱり長期投資は手数料が安ければ安いほどいいですね。
まとめ
結論的には他の全世界株式インデックスファンドに比べて、現時点ではSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドが手数料的には最適解だと思います。
しかし、このSBI・Vシリーズは現時点(2021年12月)ではSBI証券でしか取り扱ってなく、他の証券会社に移管することができません。
おれはSBI証券と生涯をともにするんだー!とかおっしゃるのであればこれで問題ないと思います。
将来を考えて投資しようっていうことですね。
この記事が恐らく今年最後の記事になると思います。
見てくださった方ありがとうございました。
そして、来年もよろしくお願いします!
ということでよいお年を!
おわり。
それではっ!
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