どうもちんぱんじーです。
先日、NTTが2023年7月1日から株式を25分割する発表しましたね。
今の1単元100株を購入しようとすると40万円を超えて、個人投資家が購入するには高いハードル(障壁)があるように思えます。
そこを思い切って25分割することで1単元購入しようとすると1.6万円で購入できるようにする英断(?)。
この英断(?)にはどんなメリットがあるのか?
googleのAI-Bardに聞いてみました。
質問:NTTの株式25分割についてどう思う?
こんな回答が返ってきました。
NTT(9432)の株式25分割は、幅広い世代の投資家層の拡大を目指す施策です。株式分割により、NTTの株価は現在4万円強から1万円台(※1)に下がる見込みです。これにより、これまでNTT株を買うには高額すぎて手が届かなかった個人投資家が、NTT株を買うことができるようになります。
株式分割は、投資家層の拡大に効果的であると考えられます(※2)。米国では、株式分割は一般的に行われている施策です。米国の株式市場では、個人投資家が株式市場の主要なプレーヤーとなっています(★1)。これは、米国の株式市場が個人投資家にとって投資しやすい環境になっているためです。
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ただし、株式分割が必ずしもNTTの株価の下落につながるとは限りません(※3)。株式分割は、株価を下げるための施策ではありません。株式分割は、投資家層の拡大のための施策です。株式分割により、NTTの株価が下落したとしても、NTTの業績が好調であれば、株価は下落から回復する可能性があります。
株式分割は、NTTの株価にどのような影響を与えるのかは、今後のNTTの業績次第です。NTTの業績が好調であれば、株式分割後も株価は上昇する可能性があります。しかし、NTTの業績が悪化すれば、株式分割後も株価は下落する可能性があります。
Google-Bardの回答より
※1:現在4万円強から1万円台
現在は40万円台ですね。回答が3種類でてくるのですが、あっているものとあっていないものがありあました。
※2:投資家層の拡大に効果的であると考えられます。
まさしくおっしゃる通りですよね。これにより、幅広い投資家層からの投資が見込める可能性がありますね。1.6万円ほどでNTTに投資できるわけですから。とはいっても、NTTの個人投資家の管理費用はその分膨れ上がることが想像できますね。
※3:株式分割が必ずしもNTTの株価の下落につながるとは限りません
これ、「株式分割によって一株単価が落ちている」とか「株式分割によって下落することが前提」に捉えれるんですけど、どっちですかね?そのあとの文章から後者な気がしますが。。。どっちにしろ、おかしい回答な気がします。
★1:米国の株式市場では、個人投資家が株式市場の主要なプレーヤーとなっています
個人投資家にとって投資しやすい環境なのはわかりますが、米国市場では個人投資家が主要なプレーヤーとなっているとは思っていませんでした。これの証跡は見つけることが出来ませんでした。。。本当のことなのか不明。
質問:日本の株式市場はなんで単元制度を設けているの?
こんな回答ですが、これはなかなか矛盾がひどかったです。
日本の株式市場で単元制度が設けられている理由は、いくつかあります。
1つは、少額投資の促進です(※1)。単元制度では、1単元の株式を少なくとも100株と定めています。これにより、個人投資家でも比較的少額の資金で株式投資を行うことができるようになります。
2つは、株主の管理コストの削減(★1)です。単元制度では、1単元未満の株式を保有している株主に対しては、議決権などの権利を制限しています。これにより、企業は株主の管理コストを削減することができます。
3つは、株式市場の流動性の向上(※2)です。単元制度では、1単元の株式を少なくとも100株と定めています。これにより、株式の売買が活発になり、株式市場の流動性が向上するようになります。
ただし、単元制度には、以下のようなデメリットもあります。
1つは、個人投資家が株主総会に出席しにくくなることです(★2)。単元制度では、1単元未満の株式を保有している株主に対しては、議決権などの権利を制限しています。これにより、個人投資家が株主総会に出席するインセンティブが低下する可能性があります。
2つは、少額株主の権利が制限される可能性(★3)があることです。単元制度では、1単元未満の株式を保有している株主に対しては、議決権などの権利を制限しています。これにより、少額株主の権利が制限される可能性があります。
Google-Bardの回答より
※1:少額投資の促進です。
いやいや、1単元100株と定めて単元未満では基本取引はできないのにさ、少額投資になるわけじゃないよね?優しく問いただしてあげました。
こいつ・・・やるな・・・めちゃくちゃな回答すぎる。。。ちんぱんじーの単元制度の考えが間違っている???
※2:株式市場の流動性の向上
1単元100株などにすることによって、投資家の数は減っていると思うので流動性は減ると思うけど・・・。むしろ100株が100人の投資家に分かれてたほうが流動性は高いよね???
そのほかの回答は・・・
- ★1:(メリット)株主の管理コストの削減
- ★2:(デメリット)個人投資家が株主総会に出席しにくくなることです
- ★3:(デメリット)少額株主の権利が制限される可能性
おっしゃる通りと思います。
真実は何か?
これ、しっかりメディアで取り上げられているとは思いますが、AIだからといって完璧な回答がくるとは限られないということを念頭に置いておかないとやられます。
参考する分にはいいと思いますが、一個ずつ事実を確かめる必要はあると思います。現段階においては。
結局のところ、使うAIが
- どういう学習をしているか
- 学習内容に偏りはないか
などに左右されますよね。
ChatGPTなどの導入を検討している企業なども出てきているようですが、「どう作るか」「どう活かすか」が重要になりそうですね。作る場合、インプットデータを入力する職種とか今後生まれてくるのでしょうか・・・?なんでもかんでんもインプットデータにすると、誤回答が増えそうです。結局人間の分析力によってどんなAIが作られるかがカギになるのでしょうか・・・?活かす場合、場面によってはユーザーの教育も必要に思えます。
数年後には「AIがそう言ってました」とかいう新入社員が入ってくることになるのでしょうか・・・?背景を知らないAIが言ったことが全て正しいことはないと思います。背景を踏まえたうえでAIに確認して、自身の考えと同じ回答だった。とか答えれたら全然いいのですが、、、こういったAIを使うことは全く否定しませんが、考える力がなくなる人も少なからず現れる気がします。
さいごに
ちんぱんじーは今のところ限定的な使い方をしています。
- プログラムの参考
- OAアプリの使い方
- 最新ニュースのまとめ・動向
プログラムの参考にしろ、OAアプリの使い方にしろ、答えを出されたにしても内容は理解して使うようにしています。特にプログラミングは他人のコードを見て理解してなんぼだと思っているので。プログラマーでもないのに偉そうに語ってますが、書き方・考え方を自分のものにしたぶん、視野や考え方、作り方の幅が広がって新たな発想ができると思いますので。(理解できなくて困ることは多々ありますが。。。)
最新ニュースについては、例えば株価が下落した理由などを聞いて知らないニュースを拾い上げるとかという活用方法ですかね。これ自体はまだ活用に至るまではしてませんが、今後こういう活用方法を考えています。
あくまでツール。使えるものは有効に活用したいですね!
おわり。
それではっ!
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