どうもちんぱんじーです!
親父の株式を受け継いだに伴って、少し証券口座を整理しようと考えました。
親父の株式は今の証券口座からは今のところ動かしていませんが、今後は別の証券口座に移管して管理しようと考えています。
それを実施するまでに自身の証券口座を整理しようということで今回やってみました。
移管手続きは簡単!3ステップ
簡単に言うと
- 移管する株式を決める
- 移管元の申請フォーマットに記入
- ポストイン!
以上!簡単ですよね。
※あくまでSBI証券での場合です。詳細は各証券会社のHPよりご確認ください。
今回ちんぱんじーは、SBI証券から楽天証券へ移管しました。
移管対象は以下の通り。
コード | 名称 | 株数 |
1343 | NFJ-REIT | 100 |
1488 | ダイワ東証REIT指数 | 100 |
2556 | ONEETF東証REIT | 100 |
AAPL | アップル | 8 |
上三つは日本株で、AAPLは米国株です。
SBI証券の場合は、日本株と米国株は別々で別の申請フォーマットで申請しなければなりませんでした。
記入項目は
- 氏名・住所などの個人的な情報
- 移管元の口座番号
- 移管先の証券会社と口座情報
- 移管する株式名称と株数
でした。
移管先の証券会社の住所とか記入する欄がありましたが・・・必要・・・?
これらを記入して、免許証などの身分証明書のコピーと一緒に封筒に入れてポストインするだけの簡単なお仕事でした。
ちなみにポストインしてから株式移管されるまでは以下の通りでした。
ポストイン | 移管元から消えた日 | 移管先に移管された日 | |
日本株式 | 9月28日 | 10月5日 | 10月7日 |
米国株式 | 9月28日 | 10月8日 | 10月14日 |
日本株式は9日、米国株式は16日かかりました。
米国株式は案外時間かかりましたね。
気になる手数料は?
移管元の証券口座によります。
今回SBI証券から移管した際の手数料は0円でした。
ここは証券会社によって結構差がありますね。
私の持っている証券口座はざっとこんな感じでした。
日本株出庫 | 米国株出庫 | 投信出庫 | 備考 | |
楽天証券 | 無料 | 無料 | 無料 | 日本株:web 米国株:依頼書請求要 |
SBI証券 | 無料 | 無料 | 1銘柄 3000円 | PDF印刷(取寄せ可) |
みずほ証券 | 1銘柄あたり、 1100~6600円 ※単元数による | 不明 | 不明 | 取引店で手続き |
SBIネオモバイル証券 | 無料 | N/A | N/A | 電話、PDF印刷可 |
さすがネット証券は環境が整っていて、手数料まで素敵です。
それに比べてみずほ証券。
実店舗があるだけ、やはり手数料はかなり高く感じますね。
親父の銘柄をいずれはSBI証券に移そうとしていますが、、、18銘柄あって、単元も1~10あったりして、それなりに手数料だけで取られそうです。
確実に2万円以上はかかって、単元も含めて計算すると・・・おおよそ4.5万円くらいでした。
とるところしっかり取っていますね。
そういう意味では、口座開設する際もしっかり証券会社を検討したいところですね。
株式移管するにあたり気を付けるべき点は?2点ご紹介
株式移管するにあたり気を付けるべき点は以下の通り、
- 移管先で取り扱っている銘柄か?
- 移管元・移管先が特定口座か一般口座かで引き継がれる情報が違う
一点ずつ見ていきます。
移管先で取り扱っている銘柄か?
これは当たり前なことなのですが、移管先に移管元の株式や投資信託を取り扱っているか確認が必要です。
移管先で取り扱っていなければ株式・投信移管ができません。
日本で住んでいる限り、基本的には日本株の移管は恐らく問題ないと思います。
でも、米国株は案外取り扱ってなかったりします。
みずほ証券であれば、VYM,HDM,VIG,SPYDの全てが取り扱いがありませんでした。
親父の株式を運用する上でそのあたりが購入できないのがネックなのでSBI証券に移管しようと考えた次第です。
また、投資信託についても同様で、意外とない銘柄もあったりします。
例にあげると、SBI証券で取り扱っている「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は楽天証券にはありません。
なので、SBI証券で積み立てている「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は移管できないと。。。
SBI証券を親父から引き継いだ資産にしようと思いましたが、完全には出来ないという結果になりました。
移管元・移管先が特定口座か一般口座か?(日本株)
なんで確認する必要があるかというと
- 株数(あたりまえ)
- 取得日(案外ほしい)
- 取得単価(これ重要)
これらの情報が、引き継がれる場合、引き継がれない場合とあるからです。
それらが引き継がれるか引き継がれないかは以下の通りです。
株数 | 取得日 | 取得価額 | |
特定口座から特定口座 | ○ | ○ | ○ |
特定口座から一般口座 | 移管NG | ||
一般口座から特定口座 | 移管NG | ||
一般口座から一般口座 | ○ | × | × |
恐らく証券会社共通のはずです。
一般口座を利用している方は要注意です。
ちなみに米国株だと取得日に合わせて、
- 特定口座to特定口座でもドル平均取得単価は0で引き継がれ、
- 円平均取得単価のみが引き継がれます
米国株式が楽天証券に移ったときの画面はこんな感じです。
左が円貨での表示、右がドルでの表示になります。
USドルでは平均取得価額が引き継がれていないことがわかりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
株式移管は証券口座を一つしか持たない!と決めているのであれば必要ないかもしれません。
でも複数口座を持って、ちんぱんじーみたいに用途を分けているといずれは通る道かもしれません。
といっても複数証券口座を持ってIPOとか応募しない限りは、そんなめんどくさいことしないで一つの口座で収めることをお勧めします。(笑)
こうやって単に株式移管するだけでも、実際やってみないと見えない部分が見えてきます。
チャレンジしてみるって新たな発見もあっていいですね。
そんな記事でした。
これから株式移管する方の参考になれば幸いです。
おわり。
それではっ!
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