財形貯蓄はやるべきか?iDeCoと比べてみた

iDeCo

どうもちんぱんじーです。

コロナの感染拡大がなかなかですね。

ちんぱんじーの周りでも、知り合いのお子さんの感染が発覚して大騒ぎとなっています。

風評被害により、感染者個人へのありもしない噂や嘘での偏見はないようにしたいですね。

また自分たちが実施できる対策はしっかり行いたいところです。

さて、みなさんは会社入社時に「財形貯蓄に入ったほうがいい」とか言われたことありませんか?

私もその一人です。財形しているから安心。なんて思っていました。

しかし今では・・・・

今回は財形貯蓄とiDeCoについてみてみたいと思いますが、

財形貯蓄とは?

財形貯蓄といっても、

  • 一般財形貯蓄
  • 財形住宅貯蓄
  • 財形年金貯蓄

の3種類あります。

それぞれに共通することは、会社員などの勤労者が、会社の協力を得て給与から一定額を天引きして積み立てしていく貯蓄のことをいいます。

会社の福利厚生に、財形貯蓄制度が定められてなければ利用できません。

この記事では一般財形貯蓄について取り上げます。

一般財形貯蓄のメリット・デメリットは?

メリットは?

  • 給与(賞与)からの天引きによる自動貯蓄
  • 天引きなのでいつの間にか貯まっている
  • 一般的に普通預金より金利が高い
  • 利用用途が制限されない
  • 企業によっては奨励金がある
  • ある程度いつでも引き出せる

になります。

金利が高いといっても、某メガバンクを例にすると

  • 普通預金:0.001%
  • 財形貯蓄:0.002%

2倍にはなりますが、、、ネットバンク(0.10%)だとさらに高くなります。過去記事参照ください。

デメリットは

  • 積立開始後、1年間は引き出せない制限があったり(ない場合もあり)
  • 金利はネットバンクより低い
  • 定期預金と金利の差はほとんどない
  • (iDeCoと比べ)所得控除されない

等々があげられます。

ぱんじーくん
 

といっても、給与から天引きされるので、あったらあったぶん使ってしまう方にはお勧めかもしれません。

iDeCoとは?

iDeCoは”イデコ”と読み、個人型確定拠出年金のことをいいます。

このiDeCoの特徴は

  • 自分で拠出する金額を決めて
  • 自分で運用する商品を決めて

資産形成をする年金制度になります。

60歳まで拠出して、60歳以降に受け取ることができる制度です。

iDeCoのメリット・デメリットは?

メリットは

  • 掛け金が所得控除される
  • 運用益が非課税となる
  • 受け取るときも所得控除が適用される
  • 厳選された金融商品から選べる

なかでも所得控除はすごく有利で、あるとなしとでは全然違います。

年収500万円、毎月1.2万円の拠出した場合、毎年21,700円の節税ができます。

30歳から60歳までやった場合、生涯で649,700円分の節税ができるということです。

また、厳選された金融商品は投資信託などのリスクのあるものと、元本保証型のものもあります。

デメリットは

  • 60歳までの加入
  • 原則60歳まで引出し不可
  • 掛け金の限度額がある

などなどがあります。

原則60歳まで引出しできないのは大きいデメリットになります。

リストラや病気など大金が必要になったとしても引き出せません。

限度額に関しては状況によって違うので調べてみてください。

ぱんじーくん
ちんぱんじー

ちんぱんじーは自身の限度額である、1.2万円を拠出しています。

一般財形貯蓄とiDeCoを比べて

どちらも自動的に天引きされるなどの仕組みがあるなかで、

一般財形貯蓄は

  • 3年後の海外旅行
  • 10年後の車の購入資金
  • 15年後の大学進学資金

などの用途に合わせて一定額を積み立てたい方におすすめと思います。(といっても金利ネットバンクに勝てないという・・・)

一方で、iDeCoに関しては

  • 資産運用しながら
  • 節税の恩恵受けて
  • 老後の資金準備ができる

と、老後の資産を築くことができます。

預金の余力が十分にある方にとってはやらない手はないと思います。

例えが悪いですけど、拠出する人が亡くなったとしても残った人に残せる資産になります。

ぱんじーくん
ちんぱんじー

ちなみにちんぱんじーは10年続けた財形貯蓄はやめてしまいました。

まとめ

税制面で見ると、財形貯蓄をする前にiDeCoをしたほうよさそうに見えます。

ですが、両方のメリットデメリットをしっかり理解したうえで、自身の余力部分をiDeCoに回すことにしないといざという時に困りかねません。

iDeCoをするときは

  • 生活防衛資金や
  • ライフプランに合わせた預金の余力

これらをしっかり確保・確認したうえで始めていきたいですね。

ちんぱんじーは財形貯蓄で安心しきっていました。

投資信託の魅力に気づき、あのときから始めていたら・・・と思ったり。

今日が一番若い日です。

今から始めても遅くありません。

これをきっかけにiDeCoを始めてみてはいかがでしょうか?

それではっ!

※投資信託はリスクのある商品です。自身でしっかり納得した上での運用をお願いします。

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