どうもちんぱんじーです。
初めてちんぱんじーの保有している株でTOBに遭遇しました。
TOBとは「株式公開買付」のこと。有名どころでいうと直近でNTTがNTTドコモに対してしてましたね。
企業の買収や自社株取得などで使われる方法みたいです。
どうするかよくわからなかったので、その内容を書きます。
日本エス・エイチ・エル株式会社の株式公開買付(TOB)について
公開買付の内容は以下の通りです。
- 対象株式:日本エス・エイチ・エル株式会社
- 買付期間:2023年3月2日から2023年4月20日
- 1株:3,550円
- 買付者:Blossom Bidco株式会社
- 公開買付管理人:大和証券株式会社
こんな内容でした。
というかBlossom Bidcoってどこの誰やねん?思いますよね。。。ざっと見た感じ、日本SHLを公開買付するために設立された会社で、英国のSHLなんたらっていうところの完全子会社ということらしいです。
そもそも日本エス・エイチ・エル自体が英国のSHLグループの日本法人だそうですね。(株式持ってたのにそんなこと知らないとは言えない。。。)
日本SHLは英国SHLとのライセンス契約に大きく依存していて、英国SHLとは資本提携もなく、日本SHLが買収・合併等があった場合、このライセンス契約が一方的に解除される可能性があるから。ということらしいです。(だいぶはしょってます)ライセンス料も2017年~2023年で2.5%から9.0%に上がっていっている状況もあったそう。
また、この英国SHLもExponentっていう投資顧問会社に株式85%を保有されているそう。
なんか案内読んでたら奥が深すぎて理解に苦しんだが、日本SHLもそうせざるを得ない状況になったから仕方なく応じたような格好でしょうか。
TOBの選択肢について
でかい封筒に分厚い資料を入れて郵送で届いた内容は以下の通りでした。
- 公開買付の応募手続き案内
- 公開買付の意見表明及び応募推奨のお知らせ
端的にいうと「大和証券で証券口座を開いてTOBに参加してね」でした。
TOBに参加するために、大和証券の口座を開設しないといけないの?と思ったちんぱんじー。これ以上口座を増やしたくないし、ほかに方法はないのか?と調べました。
基本的には以下の3つになるそうです。
- TOBに応じる(大和証券の口座開設)
- TOBに応じず取引市場で株式を売却する
- TOBに応じずに保有し続ける
1は単純に却下です。
2にする場合どうなるんだろう?って思いました。(後述します)
3はTOB後に上場を維持する場合はTOBが終わったあと株価が低下するらしい。TOB後に上場廃止する場合(今回はこれかな)、強制的ににTOBの価格で売却されるそう。この場合、購入価格よりも安い価格がつく可能性があるらしいけど、どっちなんだろう?というのもあったので下落リスクは負いたくないので却下しました。
SBIネオモバイルで日本SHL株を売却
2の「TOBに応じず取引市場で株式を売却する」を選択したちんぱんじー。
いざ、売却しようとするとなんか変なんです。
何が変かというと・・・
評価額が3540円なのに、見積もり価格が2840円なのです。ん?なんで?っと調べてみたら・・・
なるほど、そういうことだったんですね。評価損益見ていただくとわかりますが、わずか1万円のために大和証券の口座を開設するところでした。
納得して、売却しました。
注意点として、今回はTOB価格が3550円で、株式市場が3540円で10円しか変わらないこともあって、株式市場で売却しました。株式市場がTOB価格より大きく差があるのであれば、TOBに応じた方がいいかもしれませんが、TOB決定後に株式市場が下落する可能性もあるでしょうし、一概には言えませんね。
あと、ちんぱんじーはすっかり忘れていましたが、配当権利が3/31でした。ここまで保有していたら配当もらえた思うのですが、、、気づいたのさっき。みなさんは気を付けてくださいねー?
さいごに
いかがでしたでしょうか?
TOBの案内を一番最初に見たのはSBIネオモバイルで、見積もり額を見てびっくりしました。評価額は3540だよ?なんで???とはてながいっぱいで戸惑いしかありませんでした。評価額が高いだけで取引できないのかな?とか思ったり、大和証券で口座開設しなければならないの?と思ったりでした。
SBIネオモバイルで最初に知ったのもあり、封書届かないと気づかない人もいるんじゃね?って思ってたら、売却が済んだあとに封書がやってくる始末。届いたの3/15あたりだったと思うけど遅くね?まぁ普通くるよね。。。電子化が進んだらやっぱりメールとかで来ることになるのかなー?
何はともあれ、これをきっかけに理解できてよかった!何事も経験ですね!
おわり。
それではっ!
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