どうもちんぱんじーです。
前回に引き続き相続の体験談を書いていきたいと思います。
- (パート1)お葬式まで
- (パート2)お葬式からその後まで(前編)
- (パート3)お葬式からその後まで(後編)
- (パート4)遺産整理と相続準備←今ここ
- 遺産相続
- 母について
- 相続を終えて伝えたいこと
ようやっと終えた四十九日法要と納骨のあと、どうなったのでしょうか?
相続準備
パート2の「遺産相続問題」で資産の話は触れました。
そこで、税理士さんに相談して「相続申告に関する必要書類一覧」というものをいただきましたね。
相続税は被相続人が亡くなったことを知ってから、10か月以内に支払わなければなりません。
ちんぱんじーの当初の目標は4か月と思っていましたが、結局9か月目での支払いとなりました。
こうなった経緯も踏まえて、相続して相続税を払うために必要なもの、一個ずつ見ていきます。
被相続人及び相続人の情報に関するもの
「相続申告に関する必要書類一覧」の上段「被相続人及び相続人の情報に関するもの」で必要な書類は
- ①マイナンバー確認書類(相続人全員)
- ②身元確認書類(相続人全員:マイナンバーカードない人のみ)
- ③法定相続情報一覧図の写し
- ④印鑑証明
でしたが、「法定相続情報一覧図」と「印鑑証明」以外は大体いけると思います。
「法定相続情報一覧図」は、私は司法書士にお願いをして作成いただきました。
これはお願いしてから1~2週間ほどで出来上がってました。
お願いするだけだったのでかなり楽に準備できました。
続いては「印鑑証明」。
家とか建てた人とかは基本持っていると思いますが、なければ相続の手続きを進めるうえで必要不可欠になってきます。
といっても作るのは簡単で
- 印鑑証明用の印鑑を作成
- 出来た印鑑をもって、役場へいく
たったこれだけです。
印鑑はネット注文して、3日くらいで届きました。
ハンコヤドットコムさん、やりますね。
種類も豊富で選ぶのも楽しかったです。
今回の相続では必要ありませんが、今後の可能性もあるということで🦝妻も一緒に作って登録までしておきました。
相続財産及び債務に関するもの
これらがあります。
- ⑤死亡保険金額がわかるもの
- ⑥確定拠出年金による死亡一時金額をわかるもの
- ⑦各銀行の死亡日時点の残高証明書
- ⑧プリウス購入時の明細書
- ⑨葬式費用の請求書、領収書
- ⑩お布施などのお寺に支払った金額がわかるもの
- ⑪死亡日以前に購入・使用したもので、死亡日以降に支払ったもの
一個ずつ見ていきましょう。
※提出物は個人個人名称が違うと思うので鵜呑みにしないでくださいね
⑤死亡保険金額がわかるもの
死亡保険金は、諸々の手続きを済ませることで保険金の受取人の口座に入金されるはずです。
その際、「保険金のお支払い明細書」みたいな用紙が届くと思います。
パート2でも触れましたが、
- 申請が遅れたことや
- 何かを疑われた?とかで
死亡日から4か月後くらいに手続きが完了(入金)しました。
提出物は「保険金のお支払い明細書」です。
⑥確定拠出年金による死亡一時金額をわかるもの
これ、申請しないと受け取れないので注意です。
申請書類を受け取って、提出するだけなので簡単です。
ただし、入金は少し時間がかかり、申請から3か月くらいで完了(入金)となりました。
提出物は「給付金支払いのお知らせ」です。
⑦各銀行の死亡日時点の残高証明書
銀行数は合計7行でした。
現地に支店があるので、基本的には全て母にお任せしました。
銀行ごとに
- 請求される書類が違ったり
- 解約に必要な書類が違ったり
とものすごく大変そうでした。
このあたり、統一してくれたらいいんですけどね。(法律的にどうにかできないんですかね?)
母の大切な休日を潰しながら、全部の銀行回って残高証明書を得るのに4か月ほどかかりました。
これ、遠隔地だと本当に大変だと思うので、銀行口座はある程度にしてほしいですね・・・。
かといって、1銀行だけに大金を預けるのはそれはそれでリスクですが・・・。
提出物は、各銀行の残高証明書と過去3年を振返れる通帳です。
⑧プリウス購入時の明細書
単純に購入時の明細書が見つかったのでそれを提出しました。
⑨葬式費用の請求書、領収書
単純に領収書を提出しました。
⑩お布施などのお寺に支払った金額がわかるもの
手書きでもよいとのことだったので、メモ用紙に金額を書いたものを提出しました。
⑪死亡日以前に購入・使用したもので、死亡日以降に支払ったもの
一部、未払いの公共料金があったのでその領収書と、携帯の残債があったのでその残債がわかるものを提出しました。
幻?のその他
必要書類の中には書いてありませんでしたが、
- 家・土地に関する書類
- 金(ゴールド)の購入時の領収書
も提出しました。
家・土地に関しては、初回に税理さんに相談したときに固定資産税の用紙を持っていってたのでそれを提出していました。(コピーとってくれました)
一旦ここまでの書類で提出しました。
その時に税理士さんが母に直接口頭でお願いしていたのですが・・・・金(ゴールド)の詳細を教えてくれと。(最初に相談したときに金もあるという話してたんですよね)
しかし、母がはっきりとちんぱんじーに伝えてくれてなかったので、しばらくこれ待ちとなっていました。
提出したはずなのに、何待ち?と母に聞いたらよくわからない状態だったので、税理士さんに確認したところ、、、金(ゴールド)の詳細がほしいとのことでした。
購入時の領収書を求められましたが、見つからなかったので現物の重さを図る手段をとりました。
- 一個ずつスケールで重さを量って
- 純度を確認して
というのをexcelにまとめました。その時のexcelがこんな感じです。
幸い、もの自体に純度が書かれて(彫られて?)いたのでなんとかなりました。
なんか国が出した森○学園とかの文書みたいですが、許してくださいね。
これを税理士さんに提出したうえで、問題なさそうだということで提出書類が揃いました。
これを提出したのが、3月。
3月といえば、、、そう確定申告の時期ですよね。
税理士さんも忙しいわけです。4月末まで待ってくれということでした。。。
4月末時点だとすでに8か月目になるという状態になったということです。
目標の4か月はまったく達成できませんでしたね。
遅くなったのは金(ゴールド)が犯人ということでした・・・
と今回はここまでにしておきます。
次回はどういった流れで遺産分割協議書などを作成して、どういう流れで相続税を支払ったらのか。
このあたりを書きたいと思います。
それではっ!
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