どうもちんぱんじーです。
前回に引き続き相続の体験記を書いていきたいと思います。
早速予定変更してます。
- (パート1)お葬式まで
- (パート2)お葬式からその後まで(前編)←今ここ
- (パート3)お葬式からその後まで(後編)
- 資産整理と相続準備
- 遺産相続
- 母について
- 相続を終えて伝えたいこと
そういえば余談ですが、、、
葬式までの間、線香をあげていたのですが
うちは浄土真宗だそうで、葬儀屋さんから
- 線香は半分に折って寝かしてあげてください
- 線香の火は続けなくても問題ない
と説明を受けてたのですが、、、一緒に聞いてたはずの親戚(今後も登場すると思うので、親戚Aさんとしておきましょう)が・・・
- 線香は絶やさないようにしないといけない
- 線香は寝かしたらだめ
- 私は聞いたことない
だとか、いってくるわけですよ。
昔お世話になったとは言え、、、もう嫌になりますよね。
そんなこんなで果たして、お葬式後の一週間はどうなったのでしょうか?
土曜日に亡くなって、お葬式が終わったのが月曜日。
次の日曜日までは慶弔休暇ということで、この週にやれることをやってしまいたいのはわかる。
けど、何から手を付けていいのか本当にわからなかった。
お葬式後の1週間(前編)
お墓と四十九日法要について
まずお葬式の流れで
- お墓の話
- 四十九日の日程
といったことを決めていった。
お墓に関しては、うちはちいさーい(怒られる?)お墓なので、骨壺が入るのかという問題がありました。
お墓は実家からも車で30分ほど離れていて、今後のことも踏まえて永代供養も考えていたので、あまりお金はかけたくないところでした。
お墓はお世話になった葬儀屋さんの納骨サービスというものがあるということなので、後日相談させてもらうことで決定。
後々忘れそうなので、後日談というか結果も。
相談したうえで、現地を見てもらって骨壺の上に石の板をかぶせたら問題ないことがわかった。 料金も1万円くらいでしてもらえるということだったので準備をしていただきました。
次は四十九日法要について、
これも一旦日付を決めたのですが、今度は違う親戚が・・・
49日が過ぎた後に四十九日法要をすると恐ろしいことが起こる!
ちんぱんじーと🦝妻 「ぽかーん」
恐ろしいことってなんやねん。。。。
お寺の住職さんも、問題ないって言っているのによくわかりませんでした。。。
まぁ地方の習わしとかあるということで受け入れて、日程を繰り上げて49日丁度に四十九日法要を行うことに決定しました。
各種支払い関係の解約
父親は55歳あたりで早期退職(鬱とかの問題もありまして)してました。
最初はたぶん問題なかったのでしょうけど、年が経つにつれて
- お酒代(白州とか平気で飲んでました)
- 飲み代(飲み屋のねぇちゃん系)
- 想像以上の国保の支払い
等々で、予想以上に銀行預金の残高も減っていったと思います。
しまいには「働いてないのに生活費なんか出せるか!」といって、生活費という生活費は基本的にパートの母が支払っていた状態でした。(この言い方はアルコール依存の方にはある傾向だそう)
その支払っていた中にも不要なものは何個あって
- ウォーターサーバ
- 新聞代
- スカパー
とかあったのでその解約は早急に進めました。
携帯もあったのですが、父の元会社関連の人とも少し繋がりがあったのでしばらく置いておきました。(四十九日法要後に解約しました)
故人の携帯解約は「死亡診断書」がいるので忘れずにお持ちください。(あくまで父が契約していたところはそうでした。)
遺産相続問題
みなさんが気になるのって、この部分だと思います。
まず、ちんぱんじーの実家では父が色々とやっていたのですが、それを誰も把握していませんでした。
これ、たぶんどこの家庭でもありがちだと思います。(え、うちだけ?)
なので、どれだけ資産(保険含め)があって、相続税はかかってくるのか、まったくわかりませんでした。
そこでやったこと。
ただひたすら書類の山を、要・不要と仕分ける作業。
ゴミ袋何枚分になったかわからないくらい捨てて捨てて捨てまくりました。
そのなかで、保険・証券・銀行等々に関する資料を洗い出しました。
あ、ちなみに遺言書はありませんでした。(あれだけ書く書くいってたのに)
生命保険
二種類ほど書類が出てきました。
父は一度、癌の診断を受けていたので、どれが支払い済みで支払い済みでないかも含めて保険会社に確認しました。
死亡保険金としては以下の通りでした。
- A保険会社:2000万
- B保険会社:0円
後日談にはなりますが、
A保険会社では死亡一年ほど前から増額していたので、何かを疑われたのか支払いが遅れました。
支払いが遅れて、支払い期限に間に合ってなかったみたいで遅延利息として3万円ほど多く振り込まれました。
B保険会社では、電話口では20万ほどの支払いができるということでしたが、どうも出来ない(癌の関係?)で結局支払われませんでした。
証券口座
一つ口座があることはわかってたのですが、謎のもう一つの証券口座の書類を見つけたんです。
その証券会社に電話したら結局解約済みだったんですけどね。
恐らく、前回別の人の遺産相続のときにその人が持っていた株式(NTTだったそう)を引き取るときに作ったものであろうと思います。
そして父は生前に、証券会社の人と会う約束をしていたということを母から聞きました。
電話をしたうえで事情を説明し、証券会社に向かいました。
話した内容は
- 現地での相続手続きは出来ない
- 別の相続専用のところとやりとりしてください
- また、本人がいないと保有銘柄なども渡せない
とのことで、お話を聞くだけで終わりました。
でも、帰り際に生前お世話になりました。ということで「香典」をいただきました。
某大手証券会社なのに、そういうことってしてもらえるんだと感激しました。
窓口販売なめてすみません。
確定拠出年金
やっていたのは知ってましたが、資料が古いのしか見つからなくて現在の価格とか知りたかったんですけどよくわかりませんでした。
これも電話して請求手続きをとりました。
これに関しては、父が59歳で亡くなったこともあり、一括での受け取りしかできないということでした。
すでに受給していたら母でも分割の受け取りはできていたかもしれませんが。。。
額面はおおよそ1000万ほどでした。
銀行口座
銀行口座は母もある程度把握していたので苦労はしませんでしたが、、、
- カードがなかったり
- 通帳がなかったり
もうね、管理が。。。
結局全部見つかったのでよかったのですが、ご利用は計画的にじゃないけど整理整頓して定位置にしておいてほしいですね。
現金は各口座数万円しかありませんでした。(10万くらいか?)
他にもJAバンク関連で火災共済で100万円とかあったけど、今回は触れません。
後日知った話なんですが、口座の持ち主が亡くなったら口座を自動で凍結されると思っていました。
実際は銀行にいかないと凍結されないようですね。(たぶん)
行政書士との相談
書類の山をあさって、資産をざっと計算すると
- 確定拠出年金:1000万ほど
- 有価証券:2000万ほど
- 家:1500万???(実家+先祖の家+山等々)
- ゴールド:???
- その他:???
となりますが、相続者二人で遺産相続を行う場合、
3000万+600万×法定相続人の人数(2)=4200万
4200万円が基礎控除となり、
- 4200万円未満は相続税がかからないが
- 4200万円以上は相続税がかかることが判明
そして、上で試算した通り、4200万は超えそうでした。
そうなると、いったいなにをすればいいかまったくわからない。
自分で出来るかもよくわからんし、めんどくさいだろうし。
ということで、父の代でお世話になった司法書士さんに電話してみることに。(母によると、父が色々ご迷惑をおかけしたとか・・・)
司法書士編
どきどきしながら
- ちんぱんじー:話役
- 🦝妻:書記
- 母:聞く
こんな感じで挑みましたが、ものすごく柔らかい方で話しやすかったです。
話した結果、以下の通り。
- 相続税は司法書士では処理できない
- 税理士の紹介
- 「法定相続情報一覧図」の作成
- 相続後の登記情報書き換え
とりあえず、「法定相続情報一覧図」というものを作ってもらうことに。
これは遺産相続する際にすごく便利で、相続に関係する人々の戸籍謄本をすべて集めて何枚にも渡る資料が今までは必要でした。
銀行の口座解約もそう、証券口座の移し替えもそう、車の名義変更も戸籍謄本が必要でした。
しかし、これが一枚あるだけで、その書類の束がいらなくなるという優れもの。
いずれやる登記情報の書き換えと合わせて、10万ほどやってくれるということだったのでお願いしました。
税理士編
司法書士の方から税理士さんの名前を聞き、帰ってから即電話。
当日中にお話しできるということだったのでお願いした。
一通りお話を聞いていただき、
- どういったものが相続対象になるのか
- ゴールドやプリウスも含むらしい
- 税理士の報酬は40~50万になりそう(相続額で決まるんかな?)
- 相続税はざっと計算でMAX280万ほど
ということでした。
後日、揃えて欲しい書類一覧を送るので、それを揃えた上で郵送して欲しいとのことでした。
その資料がこちらです。
銀行口座については通帳などで、過去3年くらい遡って生前贈与がなかったか確認が必要だそう・・・。
これを基に書類を揃える作業に入るのでした・・・・・
今回はここまで!
次回をお楽しみに~
それではっ!
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